海外で行うことができる不妊治療をご紹介
公開:2024.0614 更新:2024.0614
子どもを授かりたいと願いながらも諸事情によってそれが叶わず、不妊治療を考えている方もいらっしゃることでしょう。
現在、日本では不妊治療の種類によっては受けられる条件が設けられており、治療を受けるためには海外で行うしかないケースも珍しくありません。
そこで本記事では、海外で行うことができる不妊治療をご紹介します。
海外も視野に入れて不妊治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
海外で行うことができる不妊治療
不妊治療は、なんらかの事情で子どもを授かることが難しい方にとって、検討したい前向きな選択肢のひとつです。
しかし、希望する不妊治療を希望通りに受けられるかどうかは、確認が必要となります。現在日本では、治療を受けるためには、設定されている条件を満たしていなければならないものもあり、また、保険が適用されるかどうかについても、治療の種類などによって決められています。そのため、希望しても日本では受けることが難しい治療もあります。
ここからは、海外の治療が認められている国で、希望者が受けられる可能性のある3つの不妊治療をご紹介します。
卵子提供
卵子提供とは、ご自身の卵子では妊娠できない、または妊娠が難しい場合に、第三者である卵子ドナーから卵子の提供を受ける不妊治療のことです。
がん治療をはじめ病気の治療の影響などで卵巣機能不全に陥っている方や卵巣を摘出している方、加齢や様々な理由からご自身の卵子では妊娠が難しい方でも、子どもを授かる希望を持つことができる治療法です。
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精子提供
精子提供とは、無精子症や精子に受精能力がないと診断された場合など、なんらかの事情により、第三者の精子を提供してもらうことです。
日本では、不妊が原因で子どもを持てない“法律上の夫婦”で、定められた審査機関の審査に合格した夫婦に限り、卵子提供や精子提供を受けることが容認されています。
このルールに則れば、加齢が原因の場合やシングル、同性カップルなどは、国内でこれらの治療を受けることができません。
いずれも希望する場合は、海外で行う必要があります。
代理出産
代理出産とは、ご自身では妊娠・出産が難しい場合に、第三者の女性に依頼して子どもの妊娠・出産を目指す不妊治療のことです。
しかしながら日本では、倫理的な問題を理由に、日本産科婦人科学会が否定的な立場をとっていることから、国内で代理出産を行うのは難しい現状があります。
参照元:日本産科婦人科学会
海外を視野に入れれば、不妊治療の選択肢が広がる
不妊治療には様々な種類があり、卵子提供や精子提供、代理出産などもそのひとつです。
子どもを授かる可能性を高めるためには、ご自身の体の状態や条件に合わせて、最適な治療を選ぶことが大切です。
現在、日本国内で行える不妊治療やそれを受けるための条件を考えた時、その治療を海外で受けることも、選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
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