
不妊治療とは?
~不妊治療の現状~
「不妊治療」は妊娠を希望しているのに、自然な妊娠が難しいまたは妊娠しない状態にある夫婦や個人に対して、その原因に応じて子どもを授かるために行われる治療です。
日本では少子化が深刻で、5人に1人が不妊治療を受けています。国立社会保障・人口問題研究所の「2015年社会保証・人口問題基本調査」によると、不妊の検査や治療を受けたことがある、または受けている夫婦は全体の18.2%、子どもがいない夫婦は28.2%と高くなっています。また、日本では、2022年から不妊治療への保険適用が拡大され、体外受精・顕微授精等の生殖補助医療の一部が新たに保険適用になりました。 これで、より多くの方が、費用を心配せずに不妊治療を受けられるようになりました。
けれども、日本で受けられる保険適用の不妊治療には様々な条件があり、受けられる治療の内容も限定されています。例えば、PGS検査などと呼ばれる着床前遺伝子スクリーニングや卵子提供といった不妊治療についても、日本産科婦人科学会が条件付きでしか認めていないため、流産せずに妊娠・出産できる確率を高めたい方、遺伝子優先や性別選択を希望する方、ご自身の年齢やLGBTQ+などの理由で卵子提供を望んでいる方が、希望を実現することは困難です。また、日本で不妊治療を行っている病院は600件近くあり、不妊に悩む方々は、どのように病院や医師を選べばよいのか迷うこともあるでしょう。
弊社では、ご依頼者様のご希望を伺い、日本やアメリカの信頼のおける専門のクリニックや医師をご紹介するカウンセリングサービスを提供しております。不妊治療のプロセス全体をサポートしているので、ご依頼者様がご自身でそれぞれの対応先を探す苦労を省くことができます。また、ミラクル・エンジェルスでは、ご依頼者様の遺伝子優先や性別選択のニーズに応えるため、PGS検査のコーディネートなども行っております。
MARG不妊治療コーディネートサービス
ACRCは米国ASRM(米国生殖医学会、会員ID:00108609)の会員であり、NYSDOH(ニューヨーク保険局、認可番号:GSP220901)より認可された代理出産エージェンシーです。
MARGはACRCの日本子会社として、不妊治療を必要とするすべてのご依頼者様に、無料でカウンセリングを行っております。 米国本社のACRC Global は、2020年に全米でNO.1の生殖補助企業に選ばれました。 カウンセリングご希望のご依頼者様には詳しい治療の流れをご説明し、ご質問をお持ちの場合には、ご理解いただけるよう丁寧に回答させていただきます。 また、ご依頼者様には、その状況に合った専門医師をご紹介いたします。
MARGでは、日本語、英語、中国語のバイリンガルスタッフが、不妊治療サイクルに入る際のご依頼者様とクリニックとのコミュニケーションや書類の準備をサポートしております。 それにより、ご依頼者様にはより良いサービスを受けていただくことが可能です。
<参考>
IVF In vitro fertilization=体外受精
ICSI(Intracytoplasmic Sperm Injection)=顕微授精=卵細胞質内単精子注入法
米国のほとんどの診療所でICSIを導入することで胚の受精率が大幅に向上しました。ICSI技術は日本の一部の病院で行われています。
PGS(Preimplantation Genetic Screening)=着床前遺伝子スクリーニング
主な目的は、46本の常染色体と2本の性染色体をスクリーニングし、胚の性別や胚が正常かどうかを判断することです。