代理出産について
代理出産とは
子どもを授かりたいと希望する人が、何らかの理由でご自身で妊娠・出産することができない場合に、生まれた子どもを引き取って自分の子どもとして育てることを前提に、第三者の女性(代理母)に依頼して、代わりに妊娠・出産してもらうことを言います。代理母出産、代理懐胎とも言われます。
代理出産ができる国
現在、代理出産は北米、中南米、ロシア、コロンビア等で行うことができます。私たちは医療技術、成功率、治安、親権の法的な透明性と確実性等を総合的に判断し、アメリカでの代理出産を推奨しております。また、MARGの本社ACRCはアメリカ代理出産だけでなく、コロンビアでの代理出産もご紹介しております、費用を抑えたいご依頼者様にはコロンビアでの代理出産プログラムをご案内可能です。
代理出産に関する日本の法律について
代理出産につきましては、日本の法律で認められておりませんが、違法とされてもいません。けれども、日本産科婦人科学会(JSOG)が倫理的な観点から代理出産に否定的であるため、現状、日本国内で代理出産を行うことはできません。海外では商業的な代理出産が合法化されている国があります。そのため、海外での代理出産で子どもを授かったご夫婦も数多くおり、その数は既に100組を超えるとも言われています。
代理出産のメリット
・自然に子どもを授かることが難しい方でも子どもを持てる可能性がある
ご病気や年齢の問題など、様々な理由で自然妊娠・出産が難しいご夫婦やカップルにとって、代理出産はひとつの選択肢となります。代理母を通じて赤ちゃんを授かることができます。MARGは、専門の医療スタッフとの協力のもと、新しい命を授かるためのサポートをいたします。
・高齢出産のリスクを回避できる
一般的に、初産が35歳を超えると高齢出産と言われています。特に40歳を過ぎると出産のリスクはかなり高くなります。 女性が高齢で出産すると、妊娠中および出産時のリスクが増加します。代理出産では代理母に年齢制限がありますので、若い女性の子宮で妊娠・出産することができ、高齢によるリスクを回避できる可能性があります。
・同性愛カップル、シングルでも子どもを授かることができる
代理出産は、同性愛者のカップルやシングルの方が、生物学的な親となる手段のひとつです。一方のパートナーが生物学的な親となり、もう一方が法的な親となることが一般的です。
代理出産のデメリット
・倫理的な問題
まず挙げられるのは、倫理的な問題です。日本での代理出産が、違法ではないにもかかわらず認められていないのには、倫理の問題が大きく関係しています。
上記にも関連しますが、現在は日本産科婦人科学会によって認められていないため、日本国内での実施が困難です。そのため、海外で実施しなければならず、様々な面に影響を及ぼしています。
・高額な費用がかかる
どこの国で行うかによっても必要な金額は変わってきますが、代理母の報酬、医療費、法的手続きなどで、総じて高額な費用が必要になります。
このような状況下でも「子どもを授かることができる」というメリットは計り知れないものがありますが、その反面、デメリットも存在します。弊社では、経験豊富なスタッフが、ご依頼者様のデメリットを軽減させられるよう、できる限りのサポートをさせていただきます。